マガジン:トレンド

チャットボットSNS活用事例

カテゴリ:導入事例


チャットボットが爆発的に普及し始めたのは、2016年からと言われています。というのも、この年にSNS大手企業が次々とチャットアプリにチャットボット機能を実装できるサービスを開始したからでした。そこで本記事では、日本国内外で普及しているチャットアプリを活用したチャットボットを紹介します。

Facebook Messengerを活用したチャットボット事例

「Facebook Messenger」とは、SNS最大手Facebookが開発したチャットアプリです。2016年4月に同アプリの開発プラットフォームにチャットボットを実装できる機能が追加されました。世界的に普及している同アプリをチャットボットに流用できるようになったことで、一挙にチャットボットが開発され「チャットボット元年」を迎えたのでした。

毎日新聞ニュースメッセンジャー

日本国内の老舗新聞社である毎日新聞は、2017年3月、ニュースをチャット形式で自動的に配信するアプリ「毎日新聞ニュースメッセンジャー」をリリースしました。全国紙を展開する企業がチャットボットをリリースするのは、この事例が初めてでした。
 
同アプリを使うには、まずユーザ登録を行います。この登録時に、チャット形式でいくつかの質問に答えていくことになります。ユーザの回答を参考にして、同アプリは定期的にニュースを配信する仕組みになっています。同アプリには、ユーザのニュース閲覧傾向に合わせて配信するニュースを最適化するAIも実装されています。

症状チェッカーbot

現役の医師が監修するオンライン医療辞典を手がけている株式会社メドレーは、チャット形式でユーザの症状を診断するチャットボット「症状チェッカーbot」をリリースしています。
 
同チャットボットは、ユーザが「せき」「発熱」といった症状を入力すると、罹患している確率が高い疾患を確率が高い順に表示します。ユーザの年齢や性別を考慮した診断も可能となっています。例えば、30歳代の男性であれば気管支炎と診断されるような症状でも、高齢者の場合には肺炎と診断されることがあります。
 
また、診断した症状をうけて受診すべき病院を勧めてくれる機能も実装しています。病院の検索機能もあり、例えば「東京都内で○○病の専門医がいる病院」という詳細な条件を設定した検索も可能となっております。

LINE BOTを活用したチャットボット事例

日本国内で普及しているSNS「LINE」を展開するLINE株式会社は、2016年10月、LINEを活用してチャットボットを実装できるサービス「LINE BOT」をリリースしました。日本においてはすでに紹介したFacebook MessengerよりLINEが好まれる傾向にあるので、同サービスの登場が国内のチャットボット普及に大きく寄与しました。

「ドミノ・ピザ」LINE BOT

株式会社ドミノ・ピザ ジャパンは、ピザの注文と配達をLINE上で実行できるLINEアカウントを用意しています。同アカウントを友だちに追加すると、LINEのチャット画面を使ってピザの注文と配達を依頼できます。ピザの代金支払いは、LINE Payに対応しています。
 
ちなみに、ドミノ・ピザ発祥の地であるアメリカでは、2017年2月にFacebook Messengerからピザの注文と配達ができるようになりました。このサービスを2月という時期にリリースしたのは、毎年2月上旬の日曜日にプロアメリカン・フットボールのリーグ優勝決定戦「スーパーボール」が開催されるため、ピザの注文が通常の5倍にもなるからです。

物件探しをお手伝いする「チンタイガー」

全国の賃貸物件情報を顧客に紹介する株式会社CHINTAIは、LINE BOTを活用した賃貸物件検索アプリ「チンタイガー」をリリースしています。
 
同アプリは、マスコットキャラクターのチンタイガーのLINEアカウントを友だちに追加することで使用できるようになります。実装されている機能にはチャット形式で探したい物件の条件を検索すると検索結果が表示される「条件でお部屋探し」、現在位置から物件を探す「現在地からお部屋探し」、希望の賃貸の条件を指定しておけば定期的に物件情報を通知してくれる「新着お知らせ通知」があります。

なお、マスコットのチンタイガーはほぼ毎日何かしらつぶやいており、このつぶやきに反応したユーザのチャットから日本語の勉強をしているそうです。

 

以上のように主要なSNSがチャットボットに対応したことによって、多種多様な業界の企業がチャットボットでサービスを展開できるようになりました。今後チャットボットの導入を検討している企業は、すでに多数ある先行事例を参考にすると良いでしょう。

顧客化を加速させる接客体験を
あなたのWEBサイトへ

お問い合わせ