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ホテルにも導入されるスマートスピーカーとチャットボット

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Amazon EchoやGoogle Homeに代表されるスマートスピーカーは多言語に対応していることから、様々な国籍の利用客が想定されるホテルなどの宿泊施設への導入が進んでいます。本記事では、大阪府の宿泊施設におけるスマートスピーカー導入事例を紹介します。

17ヶ国語に対応したスマートスピーカーを導入

TradFit株式会社は、株式会社近鉄・都ホテルズが展開する大阪の『天王寺都ホテル』において、2019年1月7日から3月31日の期間、訪日外国人旅行者を接客するAIスピーカーとチャットボットの実証実験を実施します。スマートスピーカーとチャットボットを付加したサービスの導入は、大阪府では初の試みとなります。

天王寺都ホテルは、実証試験に伴い客室66室とフロントにスマートスピーカーを設置し、ホテル利用者の問い合わせに多言語で対応可能なサービス体制を構築します。このスピーカーに実装されたチャットボットは英語、日本語、フランス語、スペイン語、イタリア語、ドイツ語、ロシア語、メキシコ語、ポルトガル語、中国語(簡体字)、中国語(繁体字)、韓国語、タイ語、インドネシア語、ベトナム語、マレー語、ミャンマー語に対応しています。

上記チャットボットはホテル利用に関するFAQについては自動応答し、自動応答で対応できない問い合わせに関しては、ホテルスタッフが応対を引き継ぐようになっています。外国人旅行者が問い合わせる場合にはスマートスピーカーあるいはチャットボットが日本語に翻訳して、ホテルスタッフとの円滑なコミュニケーションを可能とします。

低コストな導入が可能な「TradFit」

以上のような実証試験で試験運用されるのが、TradFit株式会社が開発するスマートスピーカー「TradFit」です。同スピーカーは、多言語対応かつ自動応答機能の実装という多くのスマートスピーカーが標準実装している機能のほかに、以下のような特徴があります。

・通話機能の実装:通話機能があることによって、従来であれば客室ごとに設置していた固定電話を同スピーカーで置き換えることで、配線工事等の費用を抑えることができます。
・IoT家電との連携:同スピーカーに加えてIoT接続機器を導入すれば、同スピーカーから連携設定を行うだけでIoT家電が利用可能となります。
・近隣施設との連携:同スピーカーから近隣施設をレコメンドすることが可能です。レコメンドに伴う広告収入が得られることはもちろんのこと、レコメンドによって地域活性化と顧客満足の両方を実現できます。

同スピーカーは前述した大阪府における実証試験のほかにも、東京都内や京都のホテルに導入された実績があります。

大規模な配線工事なしで導入可能なスマートスピーカーは、一般のホテルだけではなく民泊でも活用されるようになってきています。2020年開催の東京オリンピックに向けて、スマートスピーカーの導入はさらに加速化することでしょう。

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