リアル×チャットボット事例  フロア案内チャットボット

カテゴリ:コスト削減や効率化導入事例業種/職種別利用シーン


チャットボットは、ECサイトやヘルプセンターのような場所に大きく依存しない業態において導入が進んでいます。そして、リアル店舗における各種業務においても導入が進んでいるのです。本記事では、こうしたリアル店舗におけるチャットボット活用事例をまとめていきます。

行きたい売り場まで案内する「OK SKY」

関西を中心に百貨店を展開する株式会社阪急阪神百貨店は、2017年12月1日より阪急うめだ本店のフロア案内にチャットボット「OK SKY」を導入しています。

同店の随所にある2次元バーコードをスマホで読み取ると、OK SKYが起動します。起動した同チャットボットに対して、ユーザが行きたい店舗名を入力すると、入力した店舗までの案内が表示されます。

同チャットボットは英語にも対応しているので、海外からの観光客は百貨店内の総合案内を探すことなく、目的の場所までに行くことができます。こうした多言語対応は、2020年の東京オリンピック開催に伴うビジネスチャンスを逃さないために重要でしょう。

ちなみに、同チャットボットに入力した店舗がECサイトに対応している場合は、そのECサイトに関する情報を表示します。このようにして、チャットボットを活用したビジネスのオムニチャネル化も実現しています。

決済まで可能な「O:der Cognis」

サラダ専門店を展開するGR Salad Tokyoは、株式会社Showcase Gig(ショーケース・ギグ)が開発した接客・購買ナビゲーションサービス「O:der Cognis」を導入しました。

同サービスは、リアル店舗やECサイトでユーザが商品を注文することを想定して作られたチャットボットアプリです。同アプリを使うことで、ユーザは商品の注文から決済までをAIが対応するチャットを介して行うことができます。同アプリは自然言語処理エンジンを実装しているため、フリーテキスト入力に対応しています。また、チャットの内容からユーザの嗜好や気分を推測し、ユーザごとに最適なおすすめ商品を提案することもできます。

同アプリはスマホを使って利用できるので専用の装置を用意する必要がなく、導入時の費用を抑えることができるでしょう。さらには、既存のレジや基幹システムと接続できるAPIも用意されているので、既存の業務システムを生かしながら導入することも可能となっています。

全豪オープンに登場したチャットできる自動販売機「Well Bots」

インタラクティブなデジタル広告を制作しているオーストラリアの企業PRIMは、2017年の全豪オープンテニス大会の会場にチャットボットを実装した自動販売機「Well Bots」を設置しました。

オーストラリアのサプリメントメーカーBlackmoresとタイアップして作られた自販機には、通常の自販機に見られるようなボタンがありません。代わりに大きなタッチディスプレイが実装されています。このスクリーンを使って、ユーザは自販機上からFacebookメッセンジャーの自分のアカウントにログインします。するとAIチャットボットが起動して、AIとのチャットを始めることができます。このチャットの内容に応じて、ユーザは自分にあったサプリメントのサンプルやクーポンを入手できるのです。


以上のような自販機は、インターネット上ではなくリアルな世界で起こっているショッピング体験にチャットボットを活用しているという点において、リアル店舗におけるチャットボット活用事例と類似してます。

これまで紹介してきたリアル店舗におけるチャットボット活用事例に共通しているのは、チャットボットによってヒトの業務を代替して業務効率を向上させるだけではなく、顧客の細かなニーズに対応しているところです。このように業務効率と顧客満足を同時に向上させられるようになったのは、AIの進化によって柔軟にヒトの業務を代替できるようになったからと言えるでしょう。

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