AIが新しい服との出会いを支援する

カテゴリ:コスト削減や効率化


トレンドの移り変わりが早いアパレル業界においては商品のライフサイクルが非常に短いため、新商品であってもすぐに余剰在庫となってしまいます。最近になって、こうした「旬を過ぎた」ファッションアイテムを新しく蘇らせて、そうしたアイテムを求めている顧客に届ける試みが始まりました。この試みには、新しいファッション再販システムとAIが活用されています。本記事では、この新しい再販システムについて紹介します。

服の廃棄をなくして新しいユーザを探す「Rename ai (リネーム アイ)」

新しいアパレル再販のしくみ「Rename (リネーム)」を提供する株式会社FINEは、2018年12月18日、人工知能で新しいライフスタイルを提案することをミッションとするAIQ株式会社と共同で、「Rename ai (リネーム アイ)」プロジェクトを開始したことを発表しました。

株式会社FINEが提供する「Rename (リネーム)」とは、 従来であれば在庫処分の対象となる衣服を再販売するサービスです。アパレル業界においては、在庫処分のために値下げして再販しようとしてもいわゆる「ブランド毀損」が懸念されていたため、簡単に再販できないという問題がありました。こうした現状を変えるために、同社はブランドタグの付け替え加工やブランド名を表示しないことで、元のブランドの価値を低下させない再販を実現しました。

以上のような再販サービスとAIを融合させたサービスが「Rename ai (リネーム アイ)」です。具体的にはセレクターと称した人たちが、AIQのプロファイリングAIを活用して、ユーザの衣服の嗜好を分析・可視化します。そして、ユーザの嗜好にあった衣服を安く提供するのです。

AIでつながりを最適化するAIQ

上記サービスにおいてAI機能を提供しているAIQ株式会社は、AIでつながりを最適化することを得意としている企業です。そうした同社の主力サービスには「AILINK」と「AILINK for Twitter」があります。

今やマーケティングツールとして重要な位置を占めているInstagramを活用する場合に重要となるのは、マーケティング戦略に沿ったフォロワーを獲得することです。こうした課題に対して、AILINKに実装された画像解析AIと自然言語処理AIが融合した「プロファイリングAI」が8億人にものぼるInstagramユーザの嗜好を分析して、マーケティング戦略と親和性の高いユーザを抽出します。そして、こうして抽出されてマーケティング対象となったユーザに対して、いいねやフォローを自動で実行することによりフォロワーとなるように促すのです。

「AILINK for Twitter」は以上のAILINKのTwitter版です。このサービスには、ネガティブなツイートを抽出してマーケティングに活用する機能も実装されています。

マーケティングにおいて問題となるのは、大量の商品とその商品を求めている顧客を迅速かつ適切にマッチングさせることです。こうしたマッチングの最適化は、AIのもっとも得意とすることなのです。今後は、「マッチングがあるところにAIがあり」というような時代になるでしょう。

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