国内最大手ベルシステム24と空色が提供するコールセンターWEB接客ソリューション「OK SKY」

カテゴリ: コスト削減や効率化


チャットボットがもっとも活躍している業界は、コールセンター業務であることは周知の事実です。そして、コールセンターはおよそ接客が発生するすべての業界で活用されているので、コールセンターにおけるチャットボット活用事例も多岐に及びます。本記事では、株式会社ベルシステム24が導入した「OK SKY」の人材採用系サイトにおける活用事例をはじめとして、人材採用業務とその周辺におけるチャットボットの活躍を紹介します。

有人接客にも引き継げるAIチャットボット「OK SKY」

コールセンター・サービスを提供する株式会社ベルシステム24は、コールセンターにおける接客業務の品質向上と効率化を両立するために、株式会社空色が開発するAIチャットボット「OK SKY」を導入しました。

「OK SKY」の強みは、対応が定型的な接客業務についてはAIが自動対応することによって業務を効率化する一方で、臨機応変な対応が求められる場合には有人の接客にスムーズに引き継げることにあります。

こうしたOK SKYの強みは、人材採用系サイトへの導入事例においても生かされています。通常の人材採用サイトには業務内容や雇用条件などが掲載されていますが、「過去の業務の経験が生かせるか」や「小さい子供がいるので早退することがあるが、応募できるか」といった実際の求職者が抱える不安に対しては何の対応もしません。しかし、OK SKYを導入したサイトでは、以上のような求職者の悩みにきめ細かく対応することが可能となるのです。

実際、ある人材採用系サイトでは、OK SKYを導入したことによってサイト全体のCVRが1.12倍になり、OK SKYで相談にのってもらった求職者の5人に1人が面接に応募しました。

面接日程を自動調整するチャットボット「NoRe:suke」

株式会社N2iが開発したスケジュール調整ボットツール「NoRe:suke(ノリスケ)」は、採用活動時に発生する面倒なスケジュール調整をチャットボットが代替実行するものです。

同ツールの使い方は簡単で、面接が決定したら採用担当者は同ツールから面接希望者にスケジュール調整用のURLを送信します。URLを受信した面接希望者は、URLからチャットボットにアクセスします。そして、チャットボットとのチャットを通して希望スケジュールを入力します。こうした入力された希望スケジュールをもとにして、同ツールは面接スケジュールを自動調整し、決定したスケジュールに関する情報を面接担当者にメールで連絡します。

同ツールは複数の面接担当者間でのスケジュール調整にも対応しているうえに、求人メディアごとに採用率を比較するといったアナリティクス機能も実装しています。

採用活動は定型的な連絡が業務の大多数を占めているので、同ツールを導入することによって、業務効率が大きく向上することが期待できるでしょう。

「はるやま就活LINE」によるスーツコーディネート

紳士服販売における大手はるやま商事株式会社は、就職活動を行う学生を支援する目的で2017年1月にLINEコンテンツ「はるやま就活LINE」をリリースしました。そして、2017年9月には同コンテンツに就職活動におけるスーツコーディネートを提案する機能『就活似合う度チェック』を追加しました。

同機能を使うには、就職活動を進める学生ユーザの「志望業界」と「見せたいイメージ」、「顔タイプ」や「肌タイプ」といったユーザ本人の容姿に関する情報、そしてスーツを着用したユーザ本人の画像をチャット形式で入力していきます。すると、スーツ着用画像に関する似合う度が算出されます。似合う度はS・A・B・C・Dの5段階で評価されます。また、「おすすめを見る」を選択すると、ユーザに似合うスーツ、シャツ、ネクタイが表示されます。

同機能には、SENSY株式会社が開発するパーソナル人工知能「SENSY」が活用されています。同社は、このSENSYをAIプラットフォームとして活用して、ユーザが所有する衣服をもとにコーディネートを提案する「SENSY CLOSET」、ワインや日本酒に関するユーザの評価をもとにおすすめのアルコール飲料を提案する「SENSY Sommelier」といったAIアプリを展開しています。

以上のように、チャットボットは人材採用のようなヒトとヒトとの対面が重視される業務においても、着実にその活躍の機会を広げているのです。近い将来、大企業における新卒採用の一次面接はチャットボットが行う、というような事例が報告されるようになるかも知れません。