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広がるスマートスピーカー対応家電の可能性

カテゴリ: 成功の秘訣やポイント


スピーカーに話しかければ何らかのタスクを実行するAmazon Echoをはじめとしたスマートスピーカーは、ディスプレイや物理ボタンによってデバイスを操作してきた習慣を大きく変えようとしています。こうしたスマートスピーカーが引き起こす変化を分かりやすく体験できるものが、スマートスピーカー対応家電です。そこで本記事では、Amazon Echoと連携する家電の事例を紹介します。

ポップコーンの自動補充もできるAmazon Echo対応電子レンジ

オンラインショッピング世界最大手のAmazonは、2018年9月、同社が開発・提供するスマートスピーカーAmazon Echoに対応した電子レンジ「AmazonBasics Microwave」を発表しました。
 
同電子レンジの最大の特徴は、Amazon Echoから操作可能なところです。例えば、「Alexa、冷凍野菜を温めて」や「レンジで2分」とAmazon Echoに話しかければ、音声の指示に従って電子レンジが動作するのです。
 
以上のような音声操作のほかに、同電子レンジにはポップコーンを温めた回数を記憶し、ポップコーンの備蓄がなくなりそうになったら自動的にオンラインショップに追加を注文する機能も付いています。この機能は、いかにも「アメリカらしい」ものと言えます。
 
同電子レンジのレンジとしての機能自体は極めてシンプルに設計されているため、販売価格は59.99ドル(約6,800円)とお求めやすくなっています。同電子レンジは、今年11月よりアメリカで販売開始となります。

続々と開発されるAmazon Echo対応家電

以上のAmazon Echo対応電子レンジはAmazon純正の製品ですが、日本メーカーを含めた世界各国のメーカーがAmazon Echo対応家電を数多く開発しています。こうしたAmazon Echo対応家電には、以下のようなものがあります。

 

・スマートコントローラー:既存のエアコン等のコントローラーと連携して、Amazon Echoから操作可能とする。製品自体は、既存のリモコンとAmazon Echoを連携させるルーターのようなデバイスとなっている。
 
・スマートライト:Amazon Echoから操作できる証明。代表的なものにPhilips Hueがある。照明の点灯・消灯はもちろん、明るさや色味の調節も可能。
 
・スマートコンセント:Amazon Echoから電源プラグの通電を制御できるデバイス。電源プラグに挿して使う。電源プラグにつないで使うこたつ等をAmazon Echoから制御可能とする。
 
・掃除機:Amazon Echoに対応したロボット掃除機も存在し、その代表としてiRobotシリーズがある。Amzon Echoから掃除機の起動が可能となり、ユーザが掃除機に一度も触れずに掃除を完了できる。
 
・テレビ:Amazon Echoから操作できるテレビとして、Amazonが開発したAmazon Fire TVがある。「ゲームオブスローンズを再生して」のように話しかけると、話したコンテンツがテレビで再生される。SONYや東芝も同様のテレビを開発している。

 

以上はAmazon Echoに対応した家電のほんの一部に過ぎません。今後は、Amazon EchoのライバルであるGoogle Homeと連携する家電も増えることが予想されます。そして、スマートスピーカーと家電の連携が進むことによって、住宅の全機能がネットワーク化されるスマートホームが誕生するのかも知れません。