LINE WORKSを活用した医療系チャットボット事例

カテゴリ: 課題や失敗例


チャットアプリ「LINE」は、日本でもっとも普及しているチャットアプリと言っても過言ではないでしょう。このLINEには、実は法人向けアプリ「LINE WORKS」も存在し、チャットボットを利用することも可能となっています。そこで本記事では、LINE WORKSの導入事例を医療機関にしぼって紹介します。

チャット予約システムを導入した「EPARKからだリフレ」

整体師・整骨院・鍼灸院・カイロプラティックに特化した検索・予約プラットフォーム「EPARKからだリフレ」を運営する株式会社EPARKからだリフレは、2018年11月20日、同プラットフォームがLINE WORKSと連携したことを発表しました。

 
同プラットフォームは、提携している8万店舗ほどのボディケア施設に予約台帳システムを提供するというものです。同プラットフォームを利用してボディケア店舗を検索したユーザは、このプラットフォームから店舗の予約をすることができます。ユーザが入力した予約情報は店舗に通知メールで伝えられ、最終的に店舗が予約スケジュールを決定するという運営が行われていました。この運営方法では、店舗スタッフが接客中には通知メールをPCでチェックできないため予約受付が遅れ、予約機会損失のリスクが高まるという問題がありました。

 
以上の問題を解決するために、提携店舗にLINE WORKSのアカウントを配布してLINEのチャットで予約情報を共有するようにしました。この結果、予約情報の把握を迅速に行えるようになったのです。

 
さらに、提携店舗から同プラットフォームへの問い合わせに関しても、従来の電話やメールではなく、LINE WORKSから使えるチャットボットあるいはオペレーターとのチャットで対応するようにして、業務効率を向上させました。

LINE WORKSを導入して安全な情報共有を実現した介護事業者

介護事業とテクノロジーはあまり結びつかない印象がありますが、北九州市で介護事業を展開している有限会社いわさきは、介護サービス事業にLINE WORKSを導入したことで情報共有を改善することに成功しました。

 
介護サービスにおいては、介護スタッフのあいだでサービス利用者に関する情報を共有することが重要となります。同社でもスマホの普及に伴ってLINEを使った情報共有が行われていましたが、元々は一般消費者の使用を想定しているLINEでは情報セキュリティにおいて不安がありました。そこでLINE WORKSを導入することで、LINEの使い勝手をそのままに情報セキュリティの確保を実現しました。

 
LINE WORKSを導入したことで、画像や動画の安全な共有もできるようになりました。その結果、サービス利用者の介助方法を共有する時に、文字で伝えるのではなく実際に介助している様子を画像や動画で見せることができるようになりました。

 

以上のようにLINE WORKSを導入すれば、多くのスマホユーザが使い慣れたアプリを業務で活用することが可能となるのです。普段から使い慣れているアプリを業務に導入するのは、導入に伴う教育が少なくて済むというメリットもあるでしょう。