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LINEチャットボットで不動産査定!WEB接客するチャットボット

カテゴリ:コスト削減や効率化導入事例業種/職種別利用シーン


チャットボットは、およそ接客(もしくはWEB接客)が発生するあらゆる業界・業務に対して導入されるポテンシャルを持っています。その導入先には、「大きな買い物」の相談が発生する不動産業界も含まれています。本記事では、不動産業界におけるチャットボットの導入事例を紹介します。

顧客のニーズを整理するWEB接客チャットボット「ふじたろう」

不動産業を営むプロパティエージェント株式会社は、2016年夏よりマンションの売買をサポートするLINEチャットボット「ふじたろう」を提供しています。

同社がチャットボットの提供を開始した背景には、2016年4月、同社が日本のマンションの相場情報を中国語で提供するiOSアプリ「富士太郎」をリリースしたことにまで遡ります。このアプリのリリース以降、中国からマンション購入に関する問い合わせが急増しました。こうした問い合わせに効率的に対応する方策として、同チャットボットを開発したのでした。

同チャットボットを使うと、顧客が望んでいる相場でマンションが購入できるように、以下のようなやりとりが行われます。

 

・Level1:「ニーズの登録」。顧客がマンションを購入したい条件を登録すると、チャットボットが希望に沿う物件を提案する。

・Level2:「ニーズの整理」。顧客とチャットボットのやりとりを通じて顧客の希望購入条件を整理していき、より顧客が希望する物件を提案する。

・Level3:「ニーズの調整」。購入可能な物件が提案できるように、チャットボットが顧客の購入条件を調整する。

 

以上のようなやりとりを行ったうえで、同社が蓄積している不動産情報をもとにして、AIが顧客に最適な物件を提案するのです。

チャットボットが広告を担う「三菱地所のレジデンス ラウンジBOT」

株式会社 ZEALS(ジールス)は、2018年2月22日、三菱地所が提供する不動産情報を広告として発信するチャットボット「三菱地所のレジデンス ラウンジBOT」をリリースしました。

同チャットボットは、顧客が三菱地所が発信するFacebook広告をクリックすると、顧客のFacebook Messengerに登録されることで使用可能となります。顧客は、チャットを楽しむような感覚で同社が発信する不動産情報の提供を受けます。そうした情報にさらに興味が湧いたら、顧客は同社が運営するリアル店舗のへの来店を相談することもできます。

以上のようなチャットボットを可能としているのが、ZEALSが開発した会話広告パッケージ「fanp」です。従来のWeb広告は、企業から顧客に一方的に提供され、顧客によっては押しつけがましい印象を持たれてしまいます。しかし、同パッケージを活用すれば、顧客とチャットボットの自然な会話のなかから広告を発信することができます。同パッケージを導入して、Web広告と比べて7倍以上の成果をあげた事例もあります。

部屋探しをサポートする「レオパレスAIカウンター」

株式会社レオパレス21は、AIが顧客の部屋探しをサポートするチャットボットサービス「レオパレスAIカウンター」のWeb版を2018年2月26日、スマホアプリ版を3月29日にリリースしました。

同チャットボットは、同社が運営するリアル店舗を訪問してスタッフと相談するのと同じように、気軽にAIに部屋探しを相談する、というコンセプトで開発されました。顧客が希望する部屋の条件を入力するとAIが候補となる物件を提案する機能のほか、特集ページやFAQページへの誘導、さらには雑談する機能も実装しています。スマホアプリ版に関しては、テキスト入力に加えて音声入力にも対応しています。

近年、同社は業務に積極的にテクノロジーを導入する「不動産テック」企業を標榜しており、2017年10月15日にはエアコンの掃除方法のような部屋に関する相談をチャットボットで受け付けるサービス「LEO SUPPORT」も提供しています。同サービスは、同社公式アプリ「LEO LIFE」の機能として利用できます。

 

以上のように不動産業界においても、チャットボットを活用したWEB接客は着実に浸透しています。不動産に関する相談では重要な個人情報を取り扱うので、相談の初期段階における相談相手としては、ヒトよりもチャットボットAIの方が向いているのかも知れません。

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